秋分の日


 シキミ(樒、櫁、梻)は地方によりシキビ、ハナノキ、ハナシバなどともいう。常緑樹で、高さは10m程度、胸高直径は30cmとなる。樹皮は暗い灰褐色になり、老木になると縦の裂け目を生じる。若枝は緑色。花や葉、実、さらに根から茎にいたる全てが毒。特に、種子に毒の成分が多い。シキミの語源は、実の形から「敷き実」、あるいは有毒なので「悪しき実」からといわれている。などと辞典には載っています。【画像】

 墓に供えることで、墓が動物に荒らされないというので、菊の花などとともに、正月、春分の日、お盆、秋分の日などお供えされています。昔は、裏山に行ってとってきていましたが、現在では、スーパーの入り口で売られているものを買う人が多いのでは…。
もうすぐ、秋分の日ですね。先祖を弔うという本来の趣旨に沿って秋分の日を過ごしたいものですね。