自粛


 塾が終わると、電車で帰る子を駅まで送っているが、その途中で、福山城(正式名は久松城)の横を通る。この時期は、花見のまっさかりとおもいきや、震災の影響で、周辺の照明は暗く、屋台にも活気がなく、人通りも少ない。二三若者が騒いでいるがこれはいつもの光景とあまり変わらない。駅の北口には、花見の自粛をよびかける札がたてかけられている。花見の自粛には賛否両論あるのでここではとやくくいうつもりはないが、花を愛でる気持ちにかわらなければ、何も酒をのんでドンチャンさわぎしなくてもよいでしょう。被災地の応援の仕方にはいろいろあるが、東北の産物を購入して経済を活性化することも支援の一つではないでしょうか。では…